転院してKLCで不妊治療

37歳二人目男性不妊、KLCで顕微授精。検査薬フライング画像あり→出産しました

KLC卒業後、不妊治療を振り返ってみる その1(やってみて良かったこと、微妙だったこと)

      2017/02/23

KLC卒業後、不妊治療を振り返ってみる

とりあえず『9週の壁』を超え、ただ今11週目。悪阻と戦いながらも今後のことを色々と考えている今日この頃です。

二人目の治療を始めてから妊娠に至るまで約1年半かかりました。体外&顕微授精を実際にやってみて気づいたこと、後悔したこと、良かったこと等を自分なりにまとめてみたいと思います。

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精液検査後無駄な人工授精をせず、さっさと顕微授精すればよかった

二人目ということもあり、精液検査をなかなかしなかった(←問題ないと思い込んでいた)ので数回ずつタイミング法と人工授精(AIH)をしたりして半年ほど無駄にしてしまいました。1回目のAIHで精液検査の悪い結果が出たにもかかわらず、すぐに体外受精に進むという気持ちの切り替えができず、無駄なAIHをさらに2回試してみたのです。もっと早く精液検査をしてすぐに顕微授精をしていればもっと早く出来ていたかもしれません。「精子の数は復活する」「サプリで運動率は上がる」と言われて、色々なサプリメントを試した結果確かに運動量は上がりましたが、それでもやっぱり健常な精子の数や濃度から比べると雲泥の差なんですよね(かといって何もしないよりはもちろん努力はしたほうが良いとは思いますが・・・)。

不妊治療病院についてもっと下調べをしてから病院を決めればよかった

おそらく、多くの女性が(たとえ高齢でも)最初から体外受精を考えて病院へ行かないと思うのです。まずは一通り検査してみて・・・タイミングを計ってみて・・・AIHしてみて・・・だめだ!体外受精に進もう!というステップを踏むと思います。私の場合特に2人目ということで「お互い何も問題ないはず」という先入観があり、ホルモン剤をもらう目的で近所にある不妊治療を専門にしている病院を適当に選びました。

ところがタイミングを計ってみてもホルモン剤を服用しても出来る気配はなく、また一から全ての検査をやりなおしました(とりあえず精液検査以外)。不妊治療病院という所はどんなに最低でも3ヶ月は通うことになるだろうし、ましてや検査→体外受精数回ともなると半年~1年コースにはなるでしょう。検査はしちゃってるし、それまでの治療履歴とか全てカルテにデータが残っていることを考えるとそう簡単に転院できません。いざ転院を決めたとしてもほとんどの人が紹介状なしで転院すると思います。たとえ検査結果のデータが記された紙を次の病院へ渡したとしても十分ではなく、治療履歴を細かく説明しなければなりません。しかも説明するのは素人である患者本人。結構大変です。

病院には独自の治療方針がある!

1つめのHクリニックで体外受精を受けている時、同時に友人が他の病院で治療を受けていたのですがお互いの治療について細かく話す内に「うちの病院とやり方が全然違う!」と二人とも驚きました。その時初めて不妊治療にも色々なやり方があるということを知ったのです。

私が初めにお世話になったHクリニックは『年齢のことを考えたら1分1秒でも早い方が良い。だから卵巣刺激もするしホルモン補充もバンバンする!あまり数値にとらわれず、可能性があるならやってしまおう。』という治療方針です。

ただ、この治療方法は私には合いませんでした。(詳細についてはまた別に記事にするつもりです)その後、転院先に加藤レディスクリニック(KLC)を選んだのですが、KLCはよく転院先に選ばれるようで(しかもそれまでの治療歴はあまり重要視していない様子)あまり詳しい話をせずともスムーズに事が進みました。

胚盤胞にこだわる必要はなかった

今時、体外受精の受精卵は猫も杓子も胚盤胞を目指しているように思います。

胚盤胞を知らない人のために・・・

採卵で取り出した卵は、体外(または顕微)受精で受精卵になった後、自力で分割していきます(2日目に2分割→3日目に4分割→3日目に8分割・・・のように)この時点での受精卵は分割胚と呼ばれます。この分割のスピードは人により、早いほうが良いとされているようです。そして分割を繰り返した受精卵は5~6日目あたりにくっついて胚盤胞とになります。昔は胚盤胞まで育てる技術がなく、分割胚の段階で戻していたそうです。胚盤胞にしたほうが当然着床率も高いため、昨今は医師も患者も胚盤胞を望む人が多いようです。

私も例外ではなく、胚盤胞を強く望んでいました。が、最初のHクリニックで7個採卵するも3つしか受精せず、その内1つは念のためということで3日目7分割の受精卵を凍結し、残りの2つを胚盤胞まで育ててみようということになりました。が、結果2つとも分割ストップしました・・・(詳しくはコチラ)。ただ、移植した7分割胚も一応陽性反応は見せてくれました。

転院先のKLCでは1回目の採卵で3つの卵が採れ、2つが受精しました。KLCの方針でまずは採卵後2日目に移植することになったのですがどうしても移植をキャンセルせざるを得ない状況になってしまい、仕方なく2つの受精卵を胚盤胞まで育てることにしました。が、、またしても両方とも分割ストップ。私の中で、まず胚盤胞までならないと妊娠できない!という固定観念にとらわれていたので、胚盤胞という目標がかなり遠く、夢のまた夢のような存在になってしまっていました。(詳しくはコチラ

2回目の採卵では1個。今度は2日目4分割胚をすぐに移植しました。この時はKLCの方針に従ったのですが、本当は心の中で「胚盤胞まで育ててみたほうが良いんじゃ・・・」と思っていました。しかし結果的にこの4分割胚が着床してくれたのです。(詳しくはコチラ

もしかしたら、KLCでの1回目の採卵の時にそのまま分割胚を移植していたらその時に着床していたかもしれません。おそらく私達の精子と卵子による受精卵は外での培養に向かない性質?なのだと思います。どうしても色々と検索してしまうと少しでも妊娠率を上げたいという気持ちから、胚盤胞を強く望んでしまう人は多いと思います。ですが、私のようになるべく早く体内に戻したほうが卵の性質が合っている人もいるということを伝えておきたいです。

自分勝手に判断して購入したサプリ

不妊治療をしていると0.1%でも妊娠の可能性を上げたくなるものです。サプリメントは効果があるのか?で色々とご紹介しましたが、結局一番良いと感じたのは男性不妊用のOGハーブでした(運動率が上がったので・・・)。ただそれまでに飲んでいたコエンザイムQ10が効き始めて来たのかもという気もしています。

私達夫婦の場合、原因は夫の乏精子症ということは明らかだったのでちょっとでもなんとか精子の状態を良くしようということに躍起になっていましたが、上にも書いたように、全く胚盤胞に育つ気配がない受精卵に、私はある疑惑が沸いてきたのです。それは・・・

 

私の卵子の質が良くないんじゃ??

 

ということです。

もちろん、もうマルコウな歳なので単純に加齢が原因でしょう。そう思い始めたら「やばい!!ちょっとでも卵子の質を上げないとっ!!」と焦ってしまい、すぐに買ってしまいました・・・。

これです↓↓↓

 

DHEAサプリ

 

DHEA

 

「デハー」と読みます。サプリメントは効果があるのか?でもご紹介したサプリです。日本では認可されていないのでアメリカのサプリメントのサイトから直接個人輸入しました。DHEAの使用は日本の医師の間では賛否両論分かれているイメージでした(ネットで色々調べた結果)。「ガンの進行を早める!」「サプリというよりホルモン剤だから自己判断で使うと返って妊娠しづらくなる!」など、ネガティブな記事も結構あったのでかなり迷いましたが・・・英語のサイトを読むと良いことしか書かれてないんですもん(笑)。卵子の若返りを期待して服用しているというよりは、アンチエイジングの為に普段から飲んでいる、という感じの人が多かった印象です。

メーカーは迷いましたが、一番メジャー?らしいNatrolという会社のものにしました。一応アメリカではコストコやウォルマートなど大手のショッピングセンターで取り扱っているようなので大丈夫かなと。日本でもNatrolのものを処方するクリニックがあるようです。1粒25mg、1瓶300粒入り(300日分)で約2,000円でした。

一日1粒と書かれていて、念のため生理開始日から採卵までの間だけ飲むことにしました。本当は75mgくらい採った方が良いらしいのですが、なんとなく怖かったので1粒だけにしておきました(小心者)。

男性ホルモンの作用があると聞いていたので、髭が濃くなったりするかな~・・・と思っていましたが特に副作用は気になりませんでした(量が少ないから?)。

このDHEAを毎日1粒ずつ、2週間飲んで望んだ採卵で得られた卵が・・・

グレード1で、着床してくれたのです。

・・・こう書くと「マジ?DHEAのおかげじゃん!」と思われそうですが、これはほぼ偶然だと思っています。1日の摂取量が少なかったし、本来DHEAは体外受精の前の2~3ヶ月くらいは服用を続けてみるものらしいですから・・・。

KLCは「より自然に近い状態で」を信条としているクリニックなので、サプリなどは一切紹介してくれません(DHEAを勝手に飲んだといったら怒られそう・・・)。この記事でも決してDHEAを安易に奨めているわけではありません(というか、自己判断での服用は絶対にやめたほうが良いです)。どうしても気になる人は担当医に聞いてみることをオススメします!!

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