D14に採卵して、3個採卵した内、成熟卵は2個でした。
誘発剤を使っていない割りに3個取れたから悪くないんじゃないか?と思っていました。
D15に受精確認の電話をする
翌日D15に受精確認の電話をします。
「採卵した卵3つの内、1つは未成熟で受精しませんでした。残りの2つは受精しました。」
う~ん、やっぱり未成熟卵はだめだったか・・・。まぁそれでも2つ生き残ってくれたわけだし、希望は持とう。
移植当日の朝に確認の電話をする
そしてD16の移植の日、また朝に電話で確認してみます。
「受精した2つのうち1つは分割が止まってしまいました。もう1つは本日14時に移植をするのでクリニックまで来てください。」
え・・・・・・・分割とまったの・・・・・?そんな・・・・。
へこみましたが、1つは生き残っているわけだし、これも希望は持とう!と前向きに考えました。ただ、幼稚園のお迎えがどんなに延ばしても18時までで、最低でも17時にはクリニックを出なければ間に合いません。14時に移植だと17時は無理かも・・・と言われてしまいます。それでも行くしかありません。最悪その日の内に頼めるベビーシッターさんに頼むしかない!
そしてクリニックに13時30分ころに到着し、順番を待っていました。
すると突然幼稚園から電話が・・・
「○○ちゃん(←子)が熱を出してしまい、測ってみたら39度になっています。お迎えに来ていただけますか?」
えええええぇぇぇぇえええ!!!朝は元気だったのになぜ・・・・。ど、どうしよう・・・。
「すみません、今、どうしてもすぐに出れなくて・・・本当にすみません。」
「そうですか・・・、とりあえず職員室で寝かせておきますね。」
とりあえず電話を切りましたが、39度の熱・・・。18時に迎えに行ったらかかりつけの病院には間に合いません。そしたら薬ももらえない。どうしよう、どうしよう・・・。でも、息子よ、すまん!今日だけ我慢してくれ!!!
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
あ~でもやっぱりダメだ!!今いる上の子が苦しんでいるのにほったらかしてどうする!!
受付へ行き、事情を説明しました。「すみません、子どもが熱をだしてしまい迎えに行かなければならないので、今日の移植はキャンセルしたいのですが・・・」
すると患者数No1のKLCでも想定外の事態?だったようで受付の人と培養士さんとなにやら色々話始めます。
「とりあえず医師と話し合って今後のことについて話してください。」と言われます。
診察室の前で待ちますが・・・イレギュラーな診察だったためか、全然順番が回ってきません!!!他の人には申し訳ないけど、急いでるから先にお願いします!!とはいえない・・・。結局かなり待って診察の順番が回ってきました。
「明日来れるなら、明日移植できますよ?そもそもこの受精卵、分割スピードが遅くてさっきようやく4分割になったばかりなんだよね。」
「明日、でも子の熱が下がらなかったら無理です・・・。」
「そうですよね~。それなら今回は胚盤胞まで培養をしてみて、それを凍結して来週期に移植しましょう。」
「あの、5日目に電話して胚盤胞になっていたら、新鮮胚盤胞として移植することはできませんか?(それなら日曜だから夫に子を見ていてもらえるし)」
「それでも構わないのですけどね、一応1周期目は2日目の分割胚を移植して、余剰胚は胚盤胞にしてから凍結するというのが当院の方針なんですよ。でも、どうしてもというのであれば構いませんが、おそらくこの分割スピードだと5日目に胚盤胞にはならないと思いますよ。」
「じゃあ6日目でも構わないので、新鮮胚で移植したいのですが・・・」
「すみません、当院では新鮮胚盤胞移植は5日目と決まりがあるのです。6日目(D21)に受精確認の電話をしてください。」
えー、そうなの?そういわれたら仕方が無い・・・。
というわけでこの日はコレで終わり。クリニックを出てから急いで迎えにいきました。
大きな病院だから仕方が無いのかもしれないけれど、少し融通が効かないなと思いました。前の病院は待ち時間は長かったのですが「どうしても○時に出なければならないんです!」と事情を説明すると極力こちらの事情を優先してくれるような所があったので。
D17に電話で分割状況を確認してみる
D21に電話をくれと言われましたが、どうしても分割が止まっていないかだけの確認はしたかったので、培養室に電話してみました。
「D21日まで確認はしませんよ」
と言われます。
「目で見て分割が止まったかどうかわからないんですか?」
「確認をするために受精卵をとりだして顕微鏡で見なければなりません。それは少なからず受精卵にストレスを与えるので必要最低限しかしないのです。」
そうなんだ・・・。D21まで毎日生きているかどうかだけの電話をしようと思ったんですが(←迷惑)やはりD21まで待つことにしました。
運命のD21、胚盤胞になったか?
ついにD21になりました。生きた心地がしなかった週末。「分割スピードが遅い」という言葉がずっとひっかかっていて、ネットで調べまくり。「分割スピードが遅いと確立はかなり低い」という書き込みを見て凹み、「分割スピードは遅いけどそれが胚盤胞になって妊娠しました!」という書き込みを見て希望を持つ・・・を繰り返していました。
指定された時間に電話をします。
「胚盤胞まで分割を試みましたが、結局分割が止まってしまいました。」
絶句・・・
え、だめだったってこと・・・?3個取れたのに、26万円払ったのに、何一つ残らなかったってこと・・・・?
「そ、そうですか・・・・・」
「次は生理3日目に来てください」
電話を切った後もしばらくボー然。もうだめなのかな。無駄にお金払っているだけなのかな。
一緒に不妊治療をしている友達(今まで自然周期で2回→転院して刺激している)にLINEで連らくすると、友達は11個も採卵できて9個も受精したらしいという話を聞いてさらに凹みます。
「もしかしたらあの時、子どもを迎えに行かずに移植していたら子宮内で成長してくれたかもしれない、いやいや、そもそも分割スピードが遅くて元々ダメだったんだ。むしろ今回移植をしなかったから採卵分の料金だけで済んだのは不幸中の幸いだったんじゃないか?」
色々な想いが錯綜します。
そして、ある疑惑がふつふつと沸き起こってきます。
「今まで精子のせいにばかりしていたけど、自分の卵子の質も相当悪いんじゃないか??」
培養士さんいわく、「たとえ乏精子症でも1匹でも動いているのがいれば問題ない」とのこと。にもかかわらず分割途中で止まってしまうということは私の卵に問題があるのかもしれない。
卵子の質
もう年齢も37になろうとしているわけだから、かなり劣化していることは間違いないと思う。ただ、卵子の質ってどうにもならない・・・。新陳代謝をあげるとよくなるとか?本当かな・・・。「適度な運動が必要」という書き込みを見て急いでエクササイズを始めます。それくらいしか今の自分に出来ることはないのです・・・。すみません、ちょっと凹んでいて立ち直れなくなってます(;;