D11。今日も病院です。やることも同じ。
採血 → エコー検査 → HMG注射&セトロタイド注射
これで3万円近く掛かります。病院に行くたびに万単位でお金が消えていきます。本当に、湯水の如く・・・恐るべし自費治療。
採卵の日程が決まる
「じゃあ採卵日は来週の7~8日あたりかな」と先生。
私は前回の生理が11月24日なので、いつも通りなら7日が排卵日です。その日に採卵って、下手したら排卵しちゃうんじゃ??と焦った私は・・・
「あのぅ・・7日って14日目(D14)ですよね?その日だと排卵しちゃってませんか?」
と聞いてみました。すると先生は、きょとんとした顔をして、
「あぁ、そのために排卵を抑える薬(セトロタイド)を打ってるからね。なるべく卵がいっぱい採れる様にギリギリまで待ってね。」
そういうことなのか・・・なんか毎回よくわからない状態で言われるがままの治療を受けてきたのでハッキリ言って私も理解していないことが多いのです。
先生からすれば私は『多くいる患者の一人』でしかないわけで、どこまで何を説明したかなんて覚えていないのかもしれません。まぁそれはいいんですけど・・・
ともかく、採卵は今の所、来週の月曜になりそうな感じになっています。一応明日も病院に行きます。そこで最終的に決定されます。(日曜はお休みなので)
私は子どもを預けなければならないのですが、近所にお願いできる身内等がいないので区の一時預かりサービス(なかなか予約がとれない)や幼児教室を利用しているのですが、一時預かりというのは直前だとなかなか見つからないものなのです。月曜日は幼児教室があるので大丈夫ですが、問題は移植(体内に戻す)の日です。採卵したらすぐに受精させて3日くらい置いて育ててから体内に戻すので、私の場合もし7日に採卵が出来て、その日の内に受精させてうまく受精して3日くらい育ててグレードのよい受精卵になったら10日には移植をすることになります。事前の託児予約の為にも、今後の予定を聞いてみました。
移植は次の周期に
「移植は10日あたりになりそうですか?」
「あ、今週期は移植はやらないよ」
え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?????
そうなの!?採卵したらすぐ移植しないと日数的に間に合わないんじゃないの・・・・?
「あ、そ、そうなんですか??えーっと、それはなにゅぇ・・・」
「○○さん(私)の場合はね、卵いっぱい取れそうだから、培養したのを冷凍保存して来週期から移植したほうが確率が上がると思う。今週期は誘発剤とかでホルモンバランスが変わっちゃってるから、来周期の方が良いよ。」
そ、そういうものなんですね。知らなかった・・・。今月やるもんだとばかり思っていたので拍子抜け(汗
ちなみに、今週期は移植をしないからといって、タイミング(つまりセックス)で試してみるのはどうか?については・・・
「採卵で傷が出来ちゃってるから良くないよ。今週期は採卵終わったら何もしなくていいからね。」
とのことでした。
体外受精について先に勉強しておけばよかった
体外受精をする事になってから、いつも以上にネットで調べまくったけど、やっぱり実際にやってみないとわからないことだらけです。まぁ一言で体外受精と言ってもその人によって治療法が全然変わってくるので仕方が無いのでしょうけどね。
特に私は2人目からの治療なので、勉強会に行く余裕もなくすぐに治療に入ってしまったのでほぼ知識ゼロのままで、スケジューリングに苦労しました。お仕事をされている方等は絶対に先に知識を得ておいた方が良いと思います。
体外受精の難しいところは「先の事は誰にもわからない」ということです。例えば今日エコーや血液検査で「排卵まであと3日くらいだな~」と思ってもいきなり翌日に排卵することだって可能性としてゼロではないということです。どんな先進医療機器をもちいても、確実なことは誰にもわからない。だから先生は細かく毎日チェックして最高の状態で卵をなるべく沢山とってあげようとしてくれているのだと思います。「毎日採血してエコー検査して、無駄に金取られてるんじゃないのか!?」なんて疑ったこともありました(すみません・・・)が、体外受精はいかに良質の卵を多く取れるかということが非常に大事ということが看護師さんのお話などから理解できたのでとにかく採卵までは辛抱して通います。といっても後は明日だけですが・・・。