3つの受精卵を2日間培養していよいよ胚凍結できたかどうかを確認します。結果はメールで送られてきます。
あードキドキする。ここで全滅だったらまた最初の注射地獄からやり直しですからね・・・。
結果は・・・
「凍結個数は 1個 です」
ぇえーー・・・たったの1つ・・・。残りはダメだったか><
と一瞬思いましたが・・・
「残りは胚盤胞まで育ててみます。」
あ、そういうことなんですね。
目次
受精卵は分割していく
下手くそな絵ですみません。受精卵はこのように分割を繰り返して胚盤胞になるのですが、まずはこの4分割の段階で凍結したということですね。
胚盤胞まで育った卵のほうが当然妊娠しやすいわけですが、まだ初期の段階の分割胚をさっさと体内に戻して体内で分割させた方が良いという考えの医師もいるようです。私の担当医はどちらかというと「出来うる方法を手広く実施してみる」という考えの先生なので(普通の体外と顕微も半々やりましたし)受精卵の凍結時期も半分にわけたのでしょう。
初期胚、胚盤胞・・・どちらを移植すべきかというのは医師によって見解が違うようです。昔は今のような培養技術がなく、体外で胚盤胞まで育てることは困難だったらしいのですが、今は技術が上がり可能になりました。体内だと何らかの理由で胚盤胞まで育たないという人はいるでしょう。そのような人には大変有効な技術なのだと思います。胚盤胞まで育てると多胎(双子とか)を防ぐことができるなどの利点もあるようです。
この胚盤胞という言葉に、これから翻弄されていくことになるとはこの時知る由もなかったのでした(汗)
胚盤胞の確認は月曜日にまたメールがきます。後二つ、がんばってくれい~!!