クリニックに通ってもなかなか妊娠しません。そこで人工授精(AIH)をしようということになりクリニックで説明を聞きました。
人工授精とは
「人工」という言葉のせいで、機械で超不自然なことをされるというイメージがありますが、実態は普通のセックスでの受精とほぼ変わらないと思います。通常のセックスでの受精との違いは・・・
- 精液を先にとっておき、調整して良い精子だけを抽出する
- セックスでの射精よりももっと奥へ注入できる
この二つくらいですかね。お値段も20,000円と(体外受精に比べれば・・・ずっと)安いです。
AIHで用意する書類
感染症検査が必要だったり、同意書、戸籍謄本(住民票でも可)などが必要と言われ、若干面倒でした。
二人目の妊活を始めてからまだ一度も精液検査をしていませんでしたが、人工授精をする際必ず精液検査をするということで、あえて事前に検査はしませんでした。
当初夫は人工授精に難色を示しましたが、人工授精について説明すると「それならまぁいいか」としぶしぶ納得してくれました。精液検査については二人目の時の検査で結果が良好だった為、夫は全く気にしていなかったようです。
人工授精の流れ
そして人工授精当日。出社前の朝8時頃にマスターべションにて採取。
10時に子どもを預けて、10時半にクリニックに到着。
とりあえず超音波(エコー)検査をして卵の状態を確認。今にも排卵しそうなベストなタイミングでした。
と同時に精液検査をしました。
精液検査の結果に驚く
数分後先生に呼ばれ診察室に入ると・・・
「う~ん・・・ご主人、体調悪いかな?」
と言いながら検査結果を見せてくれました。
液量は基準値より全然多いのに、肝心の濃度や精子の数、前進運動率が低い!!
先生いわく・・・
「男性の精子はその時の体調や気分によってかなり上下する。でも、そのことを加味してもこの結果は悪すぎる。これではAIHをしてもまず意味が無いと思う。」
とのことでした。前回の妊娠から2年以上経っているとはいえ、主人はまだ31歳。年齢が原因とはちょっと考えづらい。先生に、
「タバコ吸うなら禁煙して」
「3日に1度は射精して」
「食生活に気をつけて」
と言われました。情けない話ですが・・・全部夫には無理そうだ・・・。
まぁ精子がいないわけではないし、このくらい悪い結果でも過去に妊娠した例がある(とはいっても一人だけとのこと)ので、一応やっとく?と聞かれ、私もそのつもりだったし、若干お金がもったいないかもと思いましたがお願いしました。
人工授精をする
それからすぐに精液の濃縮調整が始まります。約40分くらいかかるとのことでした。
調整が終わり、超音波検査と同じ診察台で股を開きます・・・。いつもの超音波検査と同じような感じで膣に何かを挿入して精子を注入し、終わりです。痛みなし。
診察台でそのまま5分くらい動かずにいて終了。当日の入浴は避けてくださいといわれてルトラールと男性不妊用の漢方薬(補中益気湯)とビタミン剤とサプリメントを処方してもらい帰りました。
コエンザイムQ10
サプリメントはコエンザイムQ10。
リプロファーマというメーカーのAQ10というサプリで、クリニックで出されるコエンザイムQ10は主にこれみたいです。残念ながら楽天などでは売られていません。公式サイトからのみ購入できるようです。
でもこれお値段8000円・・・。高い~;; 楽天でコエンザイムQ10をさがしてみましたが、Q10はどれも高い!安物は含有量が少ないです。AQ10は150mgあるので8000円は決して高くないみたいです。
私はケチって↓これを買っています。
ヤクルト キリン コエンザイムQ10(60カプセル)【ヤクルト】
1日2粒で100mgと含有量も多く、メーカーもヤクルトなので安心です。
コエンザイムQ10で軽度の男性不妊は治るみたいですが・・・どうなんだろう・・・。
そして、妊活中も妊娠中もとにかく飲め飲め言われる葉酸も購入(笑)。
葉酸は成人で一日1日当たり0.2mg(200μg)以上、妊婦はその倍の0.4mg(400μg)以上必要と言われています。不妊治療中は夫婦で飲んだほうがよいということで、とりあえず一ビン買って毎日一粒飲んでいます。これで精子よくなるのかな~・・・。