【体外受精2周期目】20, 移植に向けて ~ 採卵までのおさらいとこれから D2

エストラーナ テープ

いよいよ移植です。採卵してから2ヶ月(1ケ月はお休み、次の1ケ月は年末年始で休み)経ちました。長かった。

採卵までをおさらいしてみる

男性不妊発覚後、人工受精(AIH)を3度試みるも全て撃沈

体外受精にステップアップして採卵を無事終える

採れた10個の卵子の内、良質の物は7個

7個の卵子に体外受精(IVF)と顕微授精(ICSI)を半分ずつ試す

7つの内、3つ受精

培養し3日目に7分割した初期胚を凍結(← 唯一生き残った受精卵)

残り2つを5日目まで培養し胚盤胞まで育てようと試みるも分割停止

凍結数1のまま移植は次周期に見送り

年末年始の休みと重なりさらに見送り(一応タイミングはとる)

生理開始(←いまココ)

 

D2に病院へ電話

 

第一周期目、第二周期目と見送り、一応タイミングをとりましたがかすりもせず28日目にキッチリ生理が来ました(^^; さて、生理が来たらすぐに病院に電話です。生理開始日【D1】は日曜で病院がお休みの為、今日【D2】の朝に電話をして、そのまま当日予約&来院となりました。

 

もう慣れたよ、採血

 

とりあえずいつものように採血からです。えぇ、もう慣れましたよ。相変わらず痛いですけどね・・・。それから1時間待って先生の診察です。

 

(以下、先生との会話)

先生「1個しか凍結できなかったんだよね~、7個も採れたのにね。」

 

私「7個って多いほうなんですか?」

 

先生「十分だよ。1つも採れない人も結構いるよ。」

 

私「でも結果1つしか生き残らなかったってことは、やはり卵子の質が悪いんでしょうか・・・?」

 

先生「いや、卵は結構質が良かったと思う。やっぱ、精子が原因だろうね~。」

 

私「やっぱり体外じゃなくて全部顕微の方が良かったんでしょうか?」

 

先生「7つの卵の内、ふりかけ(体外受精)はほとんど受精しなくて、やっぱり顕微授精したものが受精したんだけど、凍結できた1個は体外受精で唯一生き残った受精卵なんだよね。」

 

私「そうなんですか!?じゃあ一概に全部顕微授精にした方が良いとかってわけじゃないんですね?」

 

先生「こればかりはやってみないとわからないんだよね。」

 

私「凍結できた1個は初期胚(受精後3日くらいしか培養していないもの。私のは7分割)で、胚盤胞(受精後5日くらい培養したもの)に比べて妊娠率が悪いと聞きましたがどうなんでしょうか・・・?」

 

先生「そこは気にしなくていいよ。グレード2の結構いい状態だから。」

 

私「上から2番目のグレードってことですよね?」
※初期胚のグレードは1~5までで1が一番良い。胚盤胞は逆に1が一番悪い。

 

先生「うん。でもグレード1ってあまりないから。2で全然問題ないよ。結構期待できると思うよ。奥さん側がまだ若いしね!」

 

私(え、、、36歳って若いの・・・?)

 

(中略)

 

先生「じゃあ29日【D12】に経過を見るからまた来てね。」

 

・・・・こんな感じでした。う~ん、やっぱり精子ですね、問題は。原因不明の男性不妊の場合、精子は劇的に質が良くなったり数が増えたりするものではないのでもう仕方がありません。先生はとりあえず次の事はダメだったときに考えようと・・・。その通りなんですけどね・・・。

 

移植期はあまり来院せずに済む

 

このまま順調にいけば移植は来月の5日【D20】になりそうです。(5日より前になることは絶対にないそうです)
移植の周期はあまり来院することもなく、飲み薬と貼り薬だけなので気持ち的にも金銭的にも楽です。

 

今日から移植まで朝昼晩の三回毎日↓この薬(ユベラN、血流を良くするらしいです)を飲み続けます。

 

yuberan

 

子宮内膜を厚くして着床しやすくする

 

そして大事なのがこの貼り薬、エストラーナテープ。これを二日おきに風呂上り後の乾いた肌に2枚貼ります。10日後くらいからは1度に4枚、6枚、8枚とはる量を増やしていきます。このテープは女性ホルモンの1つ(エストロゲン)を補充して子宮内膜を厚くして着床しやすくすることを目的としています。卵を育てる為に丈夫でふかふかのベッドを用意するというイメージでしょうか・・・。

 

estrana

 

どうも貼り薬って軽く考えてしまい忘れてしまいそうですが、看護婦さんから「くれぐれも貼り忘れないように」と釘を刺されました。貼り替えるタイミングも、古いものは貼ったままお風呂に入り、お風呂から出た後ではがしてそのまま新しいのを貼るように言われました。そして、万が一途中で剥がれたりして新しいテープを早めにつかってしまった場合、10日後に来院(経過観察のため)する際にその旨を伝え、新しいテープをもらってください、必ず決められた数を貼るように!と繰り返し念を押されました

 

胚盤胞じゃないのが不安でたまらない

 

胚盤胞ではなく初期胚なのがどうしても不安で・・・薬の説明を聞いた後に看護婦さんにも同じ質問をしてしまいました。

 

私「やっぱり初期胚の方が妊娠率が低いんですよね・・・?」

 

看護婦さん「どちらかといえばそうだけど、でも、胚盤胞まで培養できるようになったのもつい10年前くらいの話で、それまでの体外受精は全て初期胚を移植していたんですよ。その頃の体外受精だってちゃんと妊娠してるんだから、あまり気にしなくて大丈夫ですよ!」

 

そっか、そうだよね。看護婦さんの話にちょっと安心。まぁ妊娠は“神のみぞ知る”なわけですから、不安になってもな~んも意味がないんですけどね。とりあえず今日は雪も降って一気に寒くなってきたので冷えだけは気をつけたいと思います。

 

本日の御会計

 

toketsu-okane

胚凍結代 50,000円
培養達成代 30,000円
血液検査代 6,264円
ユベラN(薬) 4,752円
エストラーナ(薬) 9,072円
その他 1,285円
合計(税込) 10,7770円

チャリーン

※そういえば、今まで金額を書いていなかったのでこれから暇を見つけては過去の記事に書き足して行きたいと思います。その内全ての合計金額も算出する予定ですが・・・今は見たくないので(笑)。