ついにこの日を迎えました。
胎嚢確認
たいのうかくにん。これが見えればとりあえず子宮外妊娠の可能性はなくなります。『陽性判定が出ても検査薬の反応が薄いと子宮外妊娠の可能性がある、体外受精(特に初期胚)は子宮外妊娠の確立が通常より高い、子宮外妊娠は放っておくと最悪死に至ることもあり、入院および手術が必要』・・・色々と検索しまくったそのようなことがわかり、戦々恐々としていました。
検索でこのページにダイレクトに来た人のために・・・今回の体外受精の内容は以下の通り↓です。
KLC2周期目概要(1周期目は採卵2個、どちらも分割停止で移植ならず)
※本日はD37です。 |
胎嚢確認をした日の流れ
10:20頃 KLC到着
11:30 5F内診室
12:10 診察室へ
12:30 会計
・・・今日は子どもを預けてから行ったので到着は遅め。受付番号は260番台。この時点で209番の人が会計待ちになっていました。夏休みのためか人数も少なかった印象。
すぐに採血が行われると思いきや(他の人のブログを読むと、胎嚢確認の日のHCGも書かれていたので)、1時間後にそのまま内診室に呼ばれます。
さー、いよいよ内診です。ここが運命の分かれ道!!
エコーで胎嚢確認、その結果は?
「はい、では見てみますね」やわらかい感じの先生の声。今日は女医さんです。
エコーを膣内へ挿入し、右へ左へグリ~グリ~っと見ています。
あ、あれ・・・ない・・・?
黒丸が見当たらず一気に不安に・・・
すると・・・
「あ、ありましたね~。これですよ。」
おぉぉ!見えた!黒いポッチが見えました!!
「大きさも問題ないですね」
そ、そうなのか。
兎にも角にもこれで子宮外妊娠の可能性は消えました。
その後診察室へ。
医師との診察
この日は中国人の先生。他の人のブログにも中国人の先生はよく登場します。
先ほどのエコーの写真を渡されます。
エコーの写真↓↓↓
「11.1mm順調ですね」
「そうですか、ありがとうございます。実は判定日のHCGが100無かったので少し心配していました。」
「判定日はえーっと85ですね。まぁ決して数値が高いとはいえませんが、あなたの年齢でしたら当院では7割以上の人が出産してますからね。まぁ大丈夫でしょう。」
そういうと、以前判定日にも見せられた”KLC内における判定日のHCGに対する年齢と出産率の割合”?のグラフを再度確認しました。
もちろん写真は取れませんでしたが、確かこんな感じのグラフでした。
グラフは線が2つかかれていて、37歳以下と38歳以上に分けられていました。HCG85は37歳以下だと約72%、38歳以上だと50%?(失念)くらいでした。私は37歳に近い36歳だから一応37歳以下のほうに入るのかもしれないけど、正直境目にいるので「36歳だから72%ね~」というのは少々乱暴な気がしますが・・・。
いくら年齢が上がれば妊娠率が下がるといっても個人差がありますしね。
ただ、判定日の日の女医さんにも全く同じように「72%」と言われたので、KLCでははっきりと年齢で分けているのでしょう。
まぁそのことはこの日にわざわざ聞きませんでしたが・・・。
卵黄嚢も確認
さらに・・・
「卵黄嚢も見えてますね」
と言われます。
はて?ランーオーノー?
「えっと、それなんですか?」
というとわざわざ紙に書いてくれました。(「すみません」というと「いいのいいの、なんでも心配になる時期だもんね!」と、やさしい先生)
先ほど貼ったエコー写真の胎嚢の右側にある輪っかみたいなやつがそうらしいです(赤矢印)。
簡単にいうと、まだ母体から栄養を吸収できないので、この卵黄嚢から栄養を与える役割をしているそうです。(別名「赤ちゃんのお弁当」だそうです。)二人目なのに知らなかった・・・。
卵黄嚢は胎芽と重なってエコーでは見えない場合もあるので、もし見えなかったとしてもそこまで心配しなくても良いみたいです。
その後「何か質問はありますか?」と言われましたが、今日HCGの検査をするとばかり思い込んでいた私はHCGに関する質問ばかり用意していたので他に聞くことは何も考えていませんでした。
「えーっと、もし痛みとか出血とかあったらどうすればよいですか?」
咄嗟に思いついて聞いてみました。
「その時はお電話ください。そして安静にしていて。それくらいしかできることないんです。結局病院に来てもらっても出来ることはなにもないんです。」
そっか、そうですね。流れる時は流れるってことですね・・・もうこれは胎児次第。
「次は心拍の確認をするので2週間後に来てください。」
胎嚢確認 この日のお会計
4階でお会計して終了。4,000円也。
次は2週間後に心拍確認です。心拍が確認できればかなり大きな山を越えられたということになります。