【一人目】1, 31歳で梅が丘産婦人科へ行く – 長~い待ち時間

ルトラール

妊娠について何の知識もなかったアラサーの頃。普通にセックスして中出ししたら子どもが出来ると思ってました。卵子の老化とか数とか気にしたことなんてありませんでした。

 

私が結婚したのは2009年。結婚と同時期に主人の転勤などもあり、仕事は辞めました。そこから1年間タイミングを計りながら妊活してきましたがかすりもせず・・・常に妊娠検査薬は真っ白でした。1年後に不妊治療専門のクリニックに行ってみました。そこは都内でも有名なクリニック、梅が丘産婦人科です。

 

東京都世田谷区で不妊のお悩みはJISART認定の梅ヶ丘産婦人科へ。 開業から60年以上の当院は一般不妊からART治療まで…

 

梅が丘産婦人科はどんなクリニック

 

私が初めて足を踏み入れた不妊治療専門病院

 

初めて不妊治療専門という病院へ行ってビックリしました。何がビックリしたかって・・・待合室の人数の多さと待ち時間の長さです!病院であんなに待たされたことが未だかつてあったでしょうか…。

 

予約が沢山入っているのでお待たせしてしまうかもしれません。」と聞いていましたが、まぁ病院ではよくある話だよね、と思い特に気にせずに予約した9時の10分前にクリニックに到着しました。カウンセリングシートに色々記入した後、何枚か紙を渡されます。そこには『ご夫婦のどちらも必ず禁煙してください!』とか、高温期、低温期の事などが書かれていました。

 

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記入が終わると、看護師さんから診察券を渡されます。不妊治療病院では他の病院と違い、予約が前後したり突然の割り込み予約などが多々ありますので、看護師さんはイチイチ電話で予約をとっていられません。この診察券はどちらかというとオンライン予約システムの番号や、次回予約システム、自動診察受付システムなどに使う為のカードでした。以後、クリニックでは全てこのカードでデータが管理されるので、電話で何か聞きたい時等は「12345の○○ですが」というように、番号を先に伝えていました。

 

恐るべし待ち時間

 

さて、椅子に座り30分経過。まだまだ順番は回ってきません。

 

 

1時間経過。隣の人も先ほどからずっと座ったままです。

 

 

2時間経過。よく見てみると、「外出しますので1時間経ったら戻りますね」と受付に告げている人が・・・

 

 

3時間経過・・・。嘘でしょ・・・。

 

 

3時間半、「○○さ~ん」ようやく呼ばれました。

 

 

まさかの3時間半・・・。恐るべし不妊治療専門医院。

 

しかし、周りのみなさんは当然のように待っていました。

※ 不妊治療病院はどこも待ち時間が長くなっているようです。人によって排卵日が1~2日ずれることはよくあることだから仕方が無いのかもしれません。しかも私の行っていた病院では精液検査の院内採取は予約無しでさらに優先で受けれたので(男性の気持ちや仕事との調整等に配慮したのでしょう)特に土曜などは大幅に予約がずれることも良くありました。

 

先生と初診察

 

初めて先生とご対面。50代くらいの先生(院長ではありません)で物腰柔らかい感じのしゃべり方。まずはヒヤリングです。私と夫の年齢、どのように治療していきたいかを聞かれます。これは、夫婦それぞれの治療に対する考えや予算が大幅に異なるので基本的には患者の意向に沿うようにしているようです。もう31歳になっていたのでせかされると思っていましたが「31歳なんてまだまだぜんぜん若いよ。とりあえず半年くらいタイミングみながら頑張ってみようか」と言われました。

 

基礎体温表を見せる

 

実は私は20代前半の頃、ずっと生理不順に悩まされていて、その頃行っていたカウフマン療法とともに基礎体温をつけていたのですが、以来ずっと基礎体温をつけるのが癖になっていてほぼ毎日欠かさずつけていました。その基礎体温表(当時は市販の表に手書きのもの)を見せると先生は「お、えらいね、基礎体温なんて知らないって言う女性も結構いるんだよ」と仰ってました。

 

その基礎体温から私の生理周期はほぼ28日。たまに2日ほど前後するときがあるが、「まぁとりあえず生理開始日から数えて12日頃から2日おきに2~3回ほどタイミングをとってみて」と言われました。

 

黄体ホルモン値がやや異常

 

病院では色々な検査をしますが、どの検査結果も私はほぼ正常値でした。ただ、高温期に入って一週間後くらいに血液検査によってわかる黄体ホルモンの値がやや低めでした。黄体機能不全まではいかなかったけれど、正常値を外れているので一応薬を出しましょうといわれ「ルトラール」を処方されました。

 

Lutoral
ルトラール

 

このルトラールは排卵日の3日後くらいから1日2回、1回1錠を8日間続けます。排卵日のすぐ後ではなく3日後くらいから飲むほうが安定したホルモンバランスを保てるそうです。(医師によっては排卵前に飲めと指導されるらしいです・・・)また、デュファストンを処方するクリニックもあるそうです。

 

この日はこれで終了。また予約をとってクリニックを後にします。