【体外受精1周期目】15, ついに来た採卵日。採れた卵の数は・・・ D14

採卵代

ついに、ついにやってきました。採卵の日です。

 

体外受精を実際にするまで、経験者の方のブログや病院の公式サイトなどにある説明などで色々と調べましたが、採卵=「卵を取り出す」くらいにしかかかれていなくて、何をするのか良くわかっていませんでした。

 

採卵は手術!

 

はっきり言って治療というよりは手術だと思います。麻酔もします。

 

精子は自宅で2時間半前に採取

 

とりあえず昨日の夜中から絶食、飲み物もダメです。朝食べないと力が出ない私には朝食抜きも辛かった・・・。
旦那さんに精子を出してもらったのが7時頃、病院へ行くのは9時半頃だったので約2時間半、もっとフレッシュな精子じゃなくて大丈夫かと不安になりましたが、培養士さんいわく「そこは気にしなくても大丈夫ですよ」だそうです。

精子クン達を入れたカップをアルミホイルで巻いて名前を書いたシールを貼ります。(余談ですが、ふと、精子のとり違えとかあったらトンでもない事だな・・・と想像してゾッとしてしまいました。病院がしつこいくらい名前を確認するのはそのためですね。特に私はよくある名字なので少し身構えてしまいました。)ブラジャーに入れて出発。

※ネガティブな私は更に「夫の精子がいつも以上に微妙だったらどうしよう・・・採卵しませんってことになったら低温期にした数多くの注射も全て無駄になるってことか・・・」と不安になりました。「保険に精子凍結しておけばよかったかな」と・・・。

 

子どもを預け、ダッシュでクリニックに向かいます。

 

まずは麻酔から

 

クリニックにつくと、いつもとは違い待ち時間ほぼゼロで呼ばれます。まずは精子を提出。その後初めて見る部屋へ通されます。カーテンで仕切られたベッドの上にあった手術着に着替え荷物を置き、まずは麻酔から。スプレーで表面に麻酔を塗ってから注射?で麻酔をします。

 

はっきりいって痛いよ~!笑

 

あまり痛い痛いと脅して読者の皆さんを怖がらせても仕方が無いので、こう↓表現します。

 

麻酔は、歯医者の麻酔より痛くなかったです。歯医者の麻酔ってチックーーーーーーーーーーーーゥゥゥゥっていうかなり刺すような痛みですよね?あんなに痛くはなかったです。生理痛のような鈍痛に少し刺すような痛みがあるくらいです。しかも1分くらい。十分耐えられる痛みです。

 

麻酔の後手術室へ移動

 

すこし経ってから一度ベッドへ戻ります。麻酔が効いてきたのか戻る時も少しクラクラしたので看護師さんが付き添ってくれました。やがて手術室へ。足を引っ掛けて広げ、血圧を測り、心音を聞くパッド?みたいなもの(ピッピッピってなるやつ)をつけます。なんか出産の時に似てるな~・・・。

 

しばらくして先生が入ってきました。手術に立ち会ったのは 先生・培養士さん・看護師さんの3人です。「じゃあ始めます。まずは名前を言ってください。」「○○○子です」と名前の確認をして手術スタート。何をやっているのか全く見えなかったけど・・・うん、これも痛い(笑)

 

「あ、、ぁっあうあっあぁぁぅっいぃ、、、い、、、たい、、、、」って感じの痛みです。(「うぎゃー!!」という痛みではないということです 笑)

 

時間にして7分くらいでしょうか・・・。左右に刺して終了。ふう~激痛ではありませんでしたが、なかなか大変でした。

 

でも、こんなの・・・出産の痛みに比べればそれこそ「へ」みたいなものです。

 

採卵後どう受精させるか

 

手術の後も膣にガーゼを入れられたままで、「血が出るかも」といわれていましたが特に出ませんでした。
ただ、しばらく重めの生理痛のような鈍痛が続き、ベッドに横になりました。しばらくはそのままにしていてくださいとのこと。どのくらいそこで休むのかわかりませんでしたが、「落ち着いたら食べていいですよ」とベッドの横に用意されていた軽食を差し出されました。「まだ鈍痛があるのに、食べる気なんか起きるかい」と思っていましたが、5分後くらいに普通に食べました(笑)

 

さらに10分後、培養士さんが来ました。

 

「今回、7個の卵が取れました。受精方法はどうしますか?」

 

「それって、全部成熟卵というわけではないですよね?空胞(←エコーではわからない)とかもないんですか?」

 

「成熟卵かどうかはもうちょっと待ってください。空胞ではないです。全部で10個ありましたが、3つは空胞で、残りが7つという意味です。」

 

「4つ体外、3つ顕微とかですかね~?前に先生に(体外受精と顕微授精を)半々でやってみたら?と言われたので・・・」

 

 

「そうですね~・・・・。顕微と体外はどちらの方が受精率が高いというわけではありません。○○さんの場合精子が2100万いるので(あ、そうだったんだ・・・今回の精液検査の結果はまだ聞いていませんでした)体外でも十分いけますが・・・どちらを選んでも受精するかどうかは運次第です。ただ、体外だけだと多精子受精(本来一匹だけなのに数匹受精してしまう)をしてしまう可能性もあります。多精子受精したものは移植できません。どうしますか・・・?」

 

体外か顕微か、どちらもいける場合は患者の希望次第みたいです。

 

※体外受精は卵子に精子をふりかけるだけで自力で受精させる方法、顕微授精は精子をつかまえて卵子に注入する方法です。顕微授精の場合はプラス40,000円かかります。

 

「一応、先生と話してから決めようかなと思います。」ということにしました。

 

30分後に、術後のエコー検査をして、その後先生とお話します。

 

成熟卵は2個だったね~。この2個は顕微にするね。もう一個顕微にして、残りの4つを体外してみるね。」

 

ぇ・・・・2個・・・・?って・・・少ないんじゃ・・・?

 

と思いましたがなんとなく質問できず、「あ、はぁ、そうですか」とマヌケな返事をして終わり・・・。

 

残りの5つは未成熟卵だけど、大丈夫なのかな・・・?

 

「明日受精したかどうかの確認の電話をしてください」と看護師さんに言われ、その後またベッドに戻ります。

 

なんだかんだでそれから2時間くらいは寝てました。(私イビキかいてなかったか心配・・・)

 

受精してなかったらまーた1からやり直しです。それだけは・・・避けたい・・・。

 

採卵当日に払った金額

 

体外受精採卵代150,000円+顕微授精40,000円+その他もろもろ合計=224,840円

 

採卵代

※成功報酬制度を導入しているため、空砲の場合は2万くらい。

 

くぅぅ~にじゅうにまんって・・・・容赦ない(汗)

これ、体外受精全ての値段じゃなくて、採卵の日だけの値段ですからね~。採卵に至るまでの注射代や検査代はここに含まれてませんのであしからず。。。^^;そしてもちろん移植も別料金でっす!!

高度不妊治療ってほんと身も心も財布も削り取っていく・・・

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